外部からの攻撃や不正アクセスを防ぐため入り口に強力な『門番』を
統合脅威管理ソリューション(UTM) のご案内
近年、デジタル環境の急速な発展に伴い、企業はますますセキュリティ対策の重要性を認識しています。セキュリティの脅威は日々進化しており、企業はこれらの脅威に対応するために適切なセキュリティソリューションを採用する必要があります。その中でも、UTM(統合脅威管理)は企業におけるセキュリティ対策のトレンドとして注目を浴びています。本稿では、UTMの普及率と企業におけるセキュリティ対策のトレンドとUTM導入時の注意について話します。
UTMを取り巻くセキュリティ製品のトレンド
UTMは、ファイアウォール、侵入検知システム、アンチウイルスソフトウェア、VPN(仮想プライベートネットワーク)など、さまざまなセキュリティ機能を1つの統合システムに統合したものです。この統合アプローチにより、企業は異なるセキュリティソリューションを個別に導入・管理する必要がなくなります。
その結果、コストと労力の節約、統合的なセキュリティポリシーの適用、セキュリティの一元管理などの利点を享受することができます。
現在、UTMの普及率は急速に増加しています。これは、企業がセキュリティインフラを強化し、複数のセキュリティソリューションを統合する必要性を認識しているためです。特に中小規模の企業では、予算の制約や人材の不足から、統合セキュリティシステムの導入が重要視されています。
UTMは、比較的手頃な価格で包括的なセキュリティ機能を提供し、簡単な導入と運用が可能であるため、多くの企業に選ばれています。 また、UTMはクラウドサービスとの互換性も高く、従業員がリモートワークやモバイルデバイスを利用する環境でも効果的に運用できます。これは、現代のビジネス環境においては、柔軟性と拡張性が重要な要素となっています。
UTMは、クラウドベースのセキュリティサービスや仮想化技術との統合を容易に行うことができ、企業の成長や変化に柔軟に対応することができます。これにより、企業はビジネスのニーズに応じてセキュリティインフラを拡張し、適切なレベルの保護を維持することができます。 さらに、セキュリティソリューションの統合によりシンプルな管理を実現する一方で、高度なセキュリティ機能を提供します。
UTM導入を検討する際の注意点
しかし、UTMの選択と導入には注意が必要です。企業は自身のニーズと要件を正確に評価し、信頼性のあるUTMベンダーを選択する必要があります。また、UTMの運用と管理には適切な人材とリソースが必要であり、専門知識を持つスタッフや適切なトレーニングを受けたチームが重要です。
とある企業に以前導入されていたUTMを新たなものに弊社が入れ替えを提案した時、
設置されていた既存のUTMは、そのお客様(企業)の人数には有り余るほどのスループット(および通信性能)を持った性能が必要以上に良すぎる最上位機種で、しかもセキュリティ更新を行うライセンスがすでに有効期限切れになっていました。
つまり、難しいUTMの設定を自社スタッフではなく、UTMを取り扱っている販売店に任せるとしても、ちゃんと信頼のあるところで、契約内容を確認して導入しないと、UTM導入の目的が果たせなくなるので注意が必要、ということなのです。
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